Kyoto Social Problem vol.10 【テラ・ルネッサンス】栗田佳典さん 

『すべての生命が安心して生活できる社会(世界平和)の実現』


「地雷」、「小型武器」、「子ども兵」、「平和教育」という4つの課題に対して、現場での国際協力と同時に、
国内での啓発・提言活動を行うことによって、課題の解決を目指している活動がある。

創立者である鬼丸さんが、カンボジアへ行った際に知った地雷の問題を
日本にもっと知ってほしい、日本でも「伝える」ということはできるという想いをもって
テラ・ルネッサンスの活動がスタートした。

今回のゲストは
大学3回生の時からテラ・ルネッサンスにインターンシップ生として参加し、
現在は職員としてテラ・ルネッサンスに勤務。
講演やイベント運営など、活動を多くの方に伝え広める活動を担っている。

栗田佳典さん

栗田さん_1

ー最も印象に残っているエピソードはなんですか?

「インターンシップ生としてウガンダで活動をしていたときに、家庭訪問でアロボさんという元子ども兵の女性に出会い、
そのアロボさんから『わたしの娘の名前をつけてほしい』と言われたことです。

アロボさんは元少女兵で、従軍中は強制結婚により望まない妊娠を経験したが運良く助かり、帰ってくることができた。
もちろん心の傷が深く、立ち直るのにとても時間がかかったが、テラ・ルネッサンスの学校に入り、少しづつ自信を取り戻していってくれた。

そしてアロボさんから生まれた命が目の前に差し出された時に『自分たちの活動が間接的にかもしれないけど、
命をつないでいく仕事にもなる』ということを強く実感することができた。

赤ちゃんの名前をつけてほしいといわれたことも嬉しかったし、赤ちゃんが生まれてい
るという事実、アロボさんの人生が前に進んでいるという事実がとても嬉しかったです。」

栗田さん_2

ー活動を通じて得られた価値はなんですか?

「みんな違ってみんないい(多様性)」という価値観の大切さを実感することができた。
人の外見や宗教、国籍、文化などにとらわれずに個人として関わっていくことで、価値観の違いが争いの種になるのではなく、
喜びの種にならないといけないと思っています。」

栗田さん_3

ー社会に対して提供している価値ってなんですか?

『ひとり一人に未来をつくる力がある』ということ。
こういった支援はお金がないとできないとか、大人にならないとできないと考えられがちですが、
『無理をしなくても関心を持って行動することで社会は変わっていく』ということを伝えるようにしています。
そうすることで、それぞれが自分にできることは何かを考えるきっかけを作っています。」

ー最後に一言お願いします

「今年でテラ・ルネッサンスは15周年を迎えます。
その感謝を関わってくださった方々に伝えるとともに、活動の課題も解決していけるよう活動を続けていきたいと思います。
11月6日(日)に京都にて『一人ひとりが平和のかけら peace by piece』という設立15周年イベントを開催しますので、ぜひ遊びにいらしてください。
また、活動についてもっと知りたい、他の人にも伝えたいなどのお話があれば飛んでいきますので、気軽にお声がけください。」

テラ・ルネッサンス集合写真


団体名 認定NPO法人テラ・ルネッサンス


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fstylemagazine編集長

Reset of F style. Fstyle magazine,の編集部です。 烏丸に出掛けたくなる情報発信中。

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