HPI岡本先生 に聞く!股関節のちょっと難しい話002

プロアスリートのトレーニングとなると非常に気になるところですが

人のカラダですのでベースは皆同じです

いかに怪我をしないように動けるかを優先的に考え

その先に、その選手にとって必要な要素を伸ばすためのトレーニングを

科学的根拠にのっとり、また、段階的に漸進させていくことがPerformance向上につながる最もな近道だと考えます

さて、股関節を機能的に使うための5つのステップ

1 : Inhibit 抑制 

2 ・ Length 長さ

股関節を機能的に使うためには、まずは可動域の獲得が必要だということを前回記事の冒頭でお伝えし

そのためには、出しゃばる筋肉を抑制しましょう!ということをお伝えしました

そして、抑制が出来れば、次は長さを獲得することにすすみます

長さを獲得するために必要なのはストレッチです

ストレッチとはその対象を「伸ばす、拡げる、伸張する」などとされています

1975年 ボブ・アンダーソンが著した「STRECHING」の出版を機に広まったとされています

主目的は長時間同じ姿勢でいることで筋肉が硬くなり、そうなることで関節の動きがなめらかでなくなったり、大きな動きが出来なくなってきます

そういう状態を排除するための方法です

●ストレッチの種類

①静的ストレッチ
スタティックストレッチと呼ばれ、反動を使わずにジワジワ筋腱を伸ばしていくことをさします

②動的ストレッチ
反動を利用したバリスティックストレッチや対象とする筋肉と反対側の筋肉の出力を伴いながら、対象とする筋肉の伸張性を獲得するダイナミックストレッチなどがあります

近年、ウォーミングアップ時のスタティックストレッチが競技パフォーマンスを低下させるという報告があり、競技前はダイナミックストレッチだ!という風潮でしたが

研究報告を精査していくと実際の最大筋力や筋パワー、爆発的筋パフォーマンスが多くても5.4%の低下だということと、ストレッチ時間が45秒以下の場合は極めて低下率が下がるということです

それでも筋出力に対してのパフォーマンスを下げたくないと言うのであれば

スタティックなストレッチは避けるべきでしょう

しかし、ほんの数パーセントのパフォーマンス低下を恐れるあまり

関節の動きを制限している筋肉をそのままにし起こりえる怪我のリスクの確率を上げるのであれば、これは問題です

特に、カラダにおいて左右均等でないとしても、左右差が大きければ大きいほど

怪我のリスクは2.6倍にも上るとされています

あなたなら、どちらを選択しますか???

ストレッチに関しては、いかに代償(ごまかし)なく伸ばせるかと言うのがその方にとっての課題であります

とくに硬いところを伸ばすわけですから、身体は逃げようとするのは当然です

そして、伸びている感覚だけではなく、いかに機能的にストレッチができるかということが重要で

伸ばす筋肉とともに、拮抗する筋肉であったり姿位への意識が重要です

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モモの前や股関節の前に関しては、上図のような姿位が適切かと考えますし

アキレス腱のストレッチは、とくにやかましく指導させていただきます

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「その姿勢はあなたにとっては辛いかもしれないが、そのポジションでの伸び方が適切な筋肉の伸び方ですよ」と

抑制してから、伸ばす!

これがセットであり、関節がうまく動いてくれるための必要な手順になります

そして、どのような種類(静的なのか?動的なのか?)のストレッチが適切なのか・・・

F style.が気になった、HPI パーソナルトレーナー 岡本雄作さん

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